記事一覧

ディオール「バー」ジャケットの歴史、ニュールック誕生から最新作まで進化するメゾンのアイコン

ディオール(DIOR)の「バー」ジャケットは、1947年2月12日の誕生以来長らく、メゾンの、ひいてはファッション界のエレガンスを体現してきたアイコン的アイテムだ。現在では、マリア・グラツィア・キウリがシーズンごとのテーマになぞらえて「バー」ジャケットを展開している。

ディオールの“ニュールック”を象徴する「バー」ジャケット

マルセル・ブサックの支援を受け、40歳でようやく自身のブランドを立ち上げたクリスチャン・ディオール。第2次世界終戦後間もない1947年2月12日、当時の女性たちが渇望した贅沢でエレガントなファッションを体現したのが、クリスチャン・ディオール初のオートクチュールコレクション提案した“ニュールック”だった。

コレクション発表の衝撃は“ニュールック革命”とも呼ばれるほどで、「バー」ジャケットは、そのスタイルに欠かせない存在とされた。キュッと引き締まったウエスト、なだらかなショルダー、ヒップを強調するペプラム、そして大きく開いた首元。女性の美しさを強調する要素を併せ持ち、以来、変わらずメゾンのアイコンとして知られている。